ご由緒ほか

神社名
新堀(日暮里)・谷中総鎮守 諏方神社
ご祭神
建御名方命(たけみなかたのみこと)
ご神紋
立梶葉
ご由緒
元久二年の創立で、豊島左衛門尉経泰が勧請しました。
元亨年間には近郊の人々が霊験あらたかな御神徳を敬い、相寄って所の氏神様として尊崇す。
文安年間に太田道灌が神領を寄進し、徳川時代には神領を賜わりました。
寛永十二年社殿を現在の地に御遷座し、明治となり日暮里・谷中の総鎮守の神社として名高い名刹です。
八月の大祭には百軒近く露店が並びます。
神社名について
「諏方神社」の「諏方」(すわ)は、本崇社であります信州諏訪大社の古い神社名と伝わっており、御社名や古文書等に使用例を見ることができます。中世から近世にかけては、「諏方」の表記も併せて多く用いられるようになり、その傾向は国の記録や公の文書にも及び、大社に納められた奉納の品にも見られました。
こうした中、天保5(1834)年、諏訪・高島藩に於いては、「諏訪」と書く旨指令が出されるという動きもありましたが、近年に至り全国的に地名、人名などに於いて「諏訪」が通常の表記となり、御社名などに残っていた「諏方」は使われなくなっていったようです。
当社におきましては、所蔵する元禄時代の掛軸(細井廣澤書)に「諏方大明神」とあることに拠りまして「諏方神社」を御社名としております。
所在地
〒116-0013
東京都荒川区西日暮里3丁目4-8
連絡先
諏方神社 社務所
TEL/FAX.:03-3821-4275
E-mail:suwajinja@gmail.com

アクセス (JR線・千代田線 西日暮里駅より徒歩3分)